ドラマのようなドラマではないような...

 

今回の姉の「放射線治療」で思い出しました。

長いです。

 

2020年9月21日

姉が前日?その一日二日前から

胃のあたりが激痛に襲われました。

その前からたまにあったようです。

 

今回は耐えられず

救急車を呼んで総合病院へ搬送されました。

しかし、全ての検査をしたにも拘らず

原因がわからない。

ただ、胃薬をくれただけでした。

そして言われたのが

「専門の病院へ行って下さい。」でした。

一緒に行った下の姉は「専門の病院?」と

思ったそうです。誰でも思います😳

 

その次の日に長女が通う病院へ行き検査

結果はわからずです。

痛みも収まらない。

何故痛いのかも分からない。

 

そして21日、祭日だった為に

休日診察をしてくれる病院を探しました。

見付けたのがある「内科クリニック」

タクシーで1時間近くかかって診察

診察の担当医がクリニックの院長先生でした。

姉の話を聞いた院長先生は

「もしかしたら、胃ではないかもしれない。」と

他の患者さんを診察しながら

病院を探して下さり

今の病院に辿り着きました。

院長先生がいたクリニック

背中が痛いとその前日に行った整形外科と

合わせて7つ目の病院でした。

 

院長先生に紹介状を書いていただいて

午後、タクシーで今の病院の救急外来へ

 

レントゲン、MRI、採血などの検査

かなりの時間が経って

姉は治療室に。

私だけ先に呼ばれ、先生から話を聞きました。

 

写真を見ながらの説明が始まりました。

胸のあたりに何か腫れているような陰

背骨に白いというか空洞のようなもの

お腹のあたりに

いくつかの小さな光り✨のようなものが

目に見えました。

私は、なんだろう。と思いました。

それが

内臓に転移した「ガン」だと知りました。

 

背骨、内臓に転移

手術ができない「ステージ4」と言われました。

姉が「背骨が痛い」とずっと言っていたのは

転移のせいでした。

 

先生の話を聞いている時の

私は

普通に冷静に聞いていました。

 

ドラマでは、取り乱すとか泣き出すとかですが

私はそうはならず、淡々と聞いていました。

 

ただ、聞いていました。

思ったのは、姉になんて伝えようでした。

 

そして先生に

「御本人にはどうお話しますか?」と聞かれました

私は、姉のことだから黙っていたら怒られるし

言わなくても、いずれわかることだし

痛みの原因も知りたがっていたから、

私は「伝えて下さい。」と言いました。

 

姉もまた、普通に、冷静に、受け止めていました。

 

実は姉、2020年に入って少ししてから

胸のあたりに違和感を感じていたそうです。

 

 

入院して先生には「厳しい。」と言われました。

「内臓への放射線治療」「薬」のおかげで

痛みも収まり11月に退院が

10月末に退院出来ました。

長女や弟には「余命何ヶ月?」と聞かれましたが

本人が生きているんだから良いんじゃない。と

あえて先生には聞きませんでした。

ただ正直

2020年12月のクリスマス🎄が最後だと思いました。

姉が「食べたい。」と言ったクリスマスケーキ🎂を

買ったり、その前の10月の誕生日には

今までしたことがない、姉の好きな「すみっコぐらし」の物をプレゼント🎁したり

来年はないかもしれない。と思ったのは事実です。

 

 

そして今は

先日の「頚椎」への「放射線治療」が終わって

元気でいます。

とは言っても

胸への圧迫感、怠さ、突然の目眩に襲われることは

あるそうです。

それでも元気でいられるのは

唯一の楽しみの「宝塚」があるからだと思います。

見た感じは元気です。

食欲もあります。

話す声も元気です。

 

 

2020年の姉の病気がわかるまでが

ドラマのような

ドラマにあるような

ないようなことだな、と思った次第です。

 

 

下手くそな私のお話を読んでいただいて

読んでくださいまして

ありがとうございました🙇

 

16時01分.mayumi🐇