「歌」

 

先日、久しぶりに会いました。

奥さんの介護をしながら、仕事をしています。

もう6年になるのかな…

仕事の時間は不規則

 

自粛中は、一日中奥さんの介護

イライラが募り手を上げてしまったと…

それも3度も

「いけないことだよ。それはわかってる。それでも…」

「どこか、手を抜けるところがあれば手を抜けば…」

と言うと

「それは出来ない。喜んくれるから…」

「手抜きはできない。」

「手を上げた後、奥さんはどうするの?」

「仕方がない。と思っているんじゃないかな…」

「もちろん俺もちゃんと謝るよ。」

「でも、それが介護の現実ですよ。」と

 

 

 

 

『よく言います。

「何でも真面目に、やろうとすると疲れるから

 どこかで手を抜けるところがあれば、手を抜いたほうがいい」と

言っていることはわかるし、私も言います。

けれど

それがその人にとっていいことなのか

いい時もあれば、そうじゃない時もある。

真面目な人、手を抜けない人にとっては、

違うのかもしれない。

本人も、自分の為に言ってくれていることは

わかるのではないかと思う

 

のは、私の勝手な思い。

 

なんて声を掛ければ良いのだろう』

 

 

 


彼の

そのストレスが少しでも和らぐなら

たまに、本当にたまに

時間が合えば、飲みに行くようにしています。

 

話しをして、少しでも楽になるなら

私には、話しを聞くことしか出来ないから…

 

その彼のもうひとつの息抜きは「歌」を聴くこと

ジャンルは関係ない

昔の歌、アニメソング、演歌、邦楽、洋楽etc…

何でも

「聴いていると癒される。」

「その後、現実に戻されるけど…(苦笑)」

 

歌はその時だけでも救ってくれる。