ASKAさんの「詩集」
「ASKA 書き下ろし詩集」の中
『小さくなった母の手を引き
母の歩幅に合わせて歩く』
を、ふと思い出しました。
私が中学を卒業した年の
7月に亡くなった「母」
入退院を繰り返し、最後に退院してから
母は、一度か二度、散歩に行きました。
私は
母が入院している時はどこへ行くにも
「トイレ」に行く度にも
付いて行っていました。
なのに
私は
一緒に行きませんでした
一度も
「母」は、ひとりで散歩へ行きました。
そのことを思い出します。